一歳になったMちゃん

 

Mちゃんは、お母さんのお腹の中にいるとき、**医療センターで、脳の病気の診断を受けました.その時は、血管奇形とは診断されませんでしたが、お母さんの調子も悪くなり(ミラー症候群)、予定よりもかなり早くに帝王切開で生まれました.そのため、体重が 1500g 少ししかありませんでした.生まれてから、検査をしてみますと、脳の血管奇形(正確には、硬膜静脈洞形成異常または硬膜動静脈瘻)があり、心不全状態でした.


体重が、2500g あっても、治療は難しいのですが、1500gは、治療が出来ないに近い体重でしたが、幸いおへその動脈を経由して、生後8日目に、塞栓術をすることができました.治療がうまくいき、病変は、今ではほぼ無くなっています.1歳の誕生日を迎え、お母様からメールと写真を頂きました.


どんな娘さんになるか、今から楽しみにしています.一部、変えていますが、お母様からのメールです.


今日は、Mが無事元気に、一歳を迎える事ができ、その報告と近況も含め連絡いたしました。去年の今頃は、助かる見込みが低いと言われていて、辛く、胸が締め付けられる思いで、過ごしていたことを、思い出します。


小宮山先生や**医療センターの方々のおかげで、Mが毎日元気に成長してくれてる事が幸せです。


最近は、言葉を喋りだし、さらに可愛さが増してます(^o^)


これからも、Mの成長が楽しみです。


今日この日を迎えられる事が出来、感謝です。ありがとうございます。    


2012.10.24 記


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