セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは、主治医以外に、診断や治療方針についての意見を求めることを言います.通常、異なる病院の医師の意見を聞くことになります.その医師は、主治医からの勧めで決める場合もあれば、患者さん自身が、決める場合もあります.

 

私の病院でも、1年ほど前から、「セカンドオピニオン外来」を開いています.通常の外来では、あまり時間が取れないので、それ以外の時間に行っています.

 

私も、このホームページ経由で、何人かの子供さんの患者さんのセカンドオピニオン外来を行いました.それらの患者さんは、このホームページで紹介している疾患を持つお子さんでで、頻度の低い疾患が多かったです.

 

カサバッハ・メリット症候群を呈した血管腫、突然発症した脳梗塞、先天性の血管奇形で、脳動静脈瘻や硬膜動静脈奇形の子供さんたちで、関西外の遠方からの方もいらっしゃいました.実際、私たち自身も多数の症例を経験しているわけではないですが、通常は、脳神経外科医や小児科医でも、一生のうちで、一例も経験しない医師もたくさんいるような疾患でした.


ヘリでやってきたミーちゃん


 

 

実際に、お会いして、御両親とお話しすると随分、安心されたことが多かったことを考えると、このホームページも少しは、お役に立っているような気がしました.(こういうのを、自画自賛というのでしょうけれども).

 

2006.2.27記



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