Neonatal Evaluation Score

心機能、呼吸機能、脳機能(凝固系も含む)、肝機能、腎機能を21点満点で評価する.低スコアー(7点以下)は、治療の適応はないとし、高スコアー(13点以上)は待機治療とし、その中間は、迅速な血管内治療 emergency interventionを提唱している.ここで、出生前を含め、脳出血、脳萎縮、脳梗塞等の、脳障害が認められる症例は、他の機能が問題なくても治療適応外(7点以下)としている.


このスコアーはあくまでも、新生児期の評価であり、数ヶ月経った乳児には当てはまりません.つまり、この点数が高く、全身状態の安定した新生児は、早期の治療対象にはなりませんが、乳児(およびそれ以降)になると、このスコアーが高くても、脳の正常な発達をする環境を作るために、治療が必要になる場合があります.


2009.4.15 追記


Top Pageへ