北京での学会

 

北京の学会に行ってきました.脳血管内治療の国際学会で、9th Congress of World Federation of Interventional and Therapeutic Neuroradiologyといい、9月10日から13日まで北京郊外のホテルでありました.日本からは、30人ぐらいが参加していました.


私は、「出生前に診断された硬膜動静脈瘻の4例」を発表してきましたが、多くの発表は、大人の動脈瘤と頚動脈や脳血管の狭窄病変の話ばかりで、子供の疾患についての発表は殆どありませんでした.


国外では使える塞栓物質(コイルやステント)などは、世界では、日本と北朝鮮だけが使えず、中国や韓国にも大きく遅れてしまった感じがしました.許認可のハードルが高すぎるのが一因です.


学会の合間に、万里の長城や天安門広場から故宮まで行ってきましたが、スケールの大きさに驚きました.生半可な大きさではないですね.


学会で少し勉強してきて、また少しリフレッシュもしてきたので、来週からがんばろうと考えています.


2007.9.14 記


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