35回 日本小児神経外科学会

 

第35回の日本小児神経外科学会が、5月31日から6月2日まで、千葉の木更津であり参加してきました.といっても私の専門分野である血管病変の発表は少なく、一日だけの参加でした.ハイテクの町が会場でしたが、ちょっと不便な場所でした.


当院からは、石黒友也先生が、当院での小児の動静脈瘻の症例についてのまとめを発表しました.


教育講演で、 日本クリニクラウン協会の 塚原成幸氏の「すべてのこどもにこども時間を〜クリニクラウン(臨床道化師)の役割」という講演があり、興味深かったです.講演もクリニクラウンの格好で行なわれました.


クリニクラウンというのは、Clinic (病院)と Clown(道化師)をあわせた言葉で、臨床道化師(CliniClowns)と言うそうです.最近、テレビで紹介されて、言葉は、知っていたのですが、私は、病院での道化のパーフォーマンスをすると勘違いをしていました.しかし、そのようなパーフォーマンスをするのではなく、コミュニーケーションをより良くし、子供たちの心に寄り添うのが目的のようでした.


このようなクリニクラウンに週に1回か2回訪問を受けるときっと長期入院している子供たちは、元気が出るような気がしました.



2007.6.3 記


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