串カツとニッチな学会

 
    


串カツやさんの宣伝ではありません.久しく、このホームページを更新していなかったので近況を書きたいと思います.上記の記事は、「脳神経外科速報」という脳外科医向けの雑誌の3月号に書いたのコラムです.この店、この本、このCDなどの紹介をしているページで大阪の新世界を紹介しました.六本木ヒルズもいいですが、私にとっては、こっちの方があっています.1970年代の学生時代にいった六本木や赤坂のディスコ(この言い方自体が古いですが)は懐かしいですが、私にとって東京はずっと住むところではありませんでした.


5月12日にこのホームページで扱っているテーマを主題にしたカンファレンスを大阪で行います.はじめは、30-50人ぐらいの勉強会を目指したのですが、予想外の120人以上の医師から出席の連絡があり、会場の収容能力からこれ以上の参加を断っている状況です.


会の名称は、ニッチ脳神経脈管カンファレンスといいます.脳血管の機能解剖、小児の血管病変、血管腫などの頭頚部病変、このような血管病変の成因論などがテーマで、北海道から沖縄まで参加者があり、脳血管内治療医を中心に一日かけて勉強会を行います.この分野をニッチと名付けたのは、狭間の分野であることが理由ですが、決して重要でないという意味ではありません.この会が、この分野での治療レベル、医師への啓蒙に役割を果たせればと考えています.この会の開催にあわせ「脳脊髄血管の機能解剖」という医師向けの本を出版します.定価が12,000円もする本で、どのぐらい売れるかわかりませんが、私の仕事・興味が形になり少し喜んでいます.


このホームページのテーマに関する本を書けたらと思っています.次のテーマです.


出版社のホームページ


2007.4.28記